なないろ療法
なないろ光線療法
光の種類とその特性・効果
太陽光の「光」には大きく分けて3つの種類があります。
・目に見える光「可視線」
・目には見えない光「紫外線」
・暖かさを感じる光「赤外線」の3つです。
可視線
可視線眼に見える光線で紫→藍→青→緑→黄→橙→赤の7色で眼→視床下部→自律神経系/内分泌系区分に作用します。
視床下部は自律神経、内分泌系のバランスを管理する役割を果たしているので生き物の生体バランスを調節しているのです。
視床下部から脳下垂体にも伝わり、内分泌系・様々なホルモン分泌の調節も果たしてくれます。
松果体では光で活性化された情報を受け取って「メラトニン」というストレスや抵抗力を強くし、気分爽快な状態になるホルモンも分泌されます。
生体リズムを整えたり、性腺の活動の調整、血圧の調整、免疫機能、坑酸化作用などに作用します。
紫外線
可視線の紫より外にあることから紫外線と呼ばれ、眼には見えません。作用としては主に科学作用と強力な殺菌作用があります。
紫外線→ビタミンD→カルシウム・免疫強化→細胞活性化と・・日焼けにおびえる現代ですが生きていくのに必要不可欠な作用が沢山あるのです。
太陽の光を直接浴びることによってセロトニンの分泌量も増えます。
このセロトニンは心と体のバランスをコントロールする役割を持ち、脳の覚醒や心身の活動がスムーズに行える状態になります。
集中力ややる気の向上にもつながる。
赤外線
可視線の赤より外にあることから赤外線と呼ばれ、眼には見えません。作用としては主に深部温熱効果、代謝促進作用があります。
血行促進・鎮痛作用・消炎作用・脂肪代謝促進などに効果を発揮します。
なないろ療法(光線療法)とは
光線治療器コウケントーは太陽光線とよく似た光(可視総合光線=赤外線・可視光線・わずかな紫外線)を体に照射して自然治癒力を上げ、治療や健康の増進をはかるものです。
そして、この人工光線には人体に有害な短波長の紫外線(UV)が含まれていませんので、照射方法や治療器用のカーボンによって、目的に応じた治療を効果的に行うことが可能です。
症状効果・作用
・痛み
赤外線には鎮痛作用があり、痛みを速やかに和らげます。鎮痛剤のような一時的な対症療法とは違い、痛みを起こしている原因に働きかけ、鎮痛と同時に治癒傾向を促します。
打撲・頭痛・肩こり・腰痛など
・皮膚
太陽光線は皮膚の抵抗力を増し機能を正常化にします。
ハリとツヤのある皮膚を作り出します。みずみずしく若々しい素肌にします。
ニキビ・小じわ・たるみ・かぶれなど
・内分泌
紫外線、可視光線はホルモンの生成と調整作用があり体内で自家ホルモンが生成され内分泌機能を正常にします。
バセドー病・橋本病・婦人科系疾患
・アレルギー
紫外線により合成されるビタミンDには免疫調整作用があり、免疫異常(アレルギー)の改善に役立ちます。
アトピー性皮膚炎・花粉症など
・免疫
紫外線はより合成されるビタミンDには免疫監視能力(自己か非自己の識別能力)を強める働きがあり、免疫力が高まります。
リウマチ、強皮症、膠原病、自己免疫疾患などの治療と予防
・炎症
赤外線、紫外線には消炎作用があります。毛細血管を拡張して血液の流れをよくし、炎症物質や発痛物質を速やかに吸収し排除して炎症をなくします。また患部組織を修復し再生します。
・発熱
太陽光線には解毒作用があります。体を芯から温めることによって発汗を促し解熱させ、同時に体の抵抗力を高め毒素を解毒するため発熱の原因にも有効です。
・骨
紫外線が皮膚にあたるとビタミンD3が生成されることによってカルシウムが腸から体内に吸収され骨となります。紫外線をあてることで骨が再生強化されます。
変形性関節症、骨軟化症、骨粗鬆症の治療と予防
・神経機能障害
太陽光線は末梢神経の機能の再生を促し、その刺激電動速度を改善します。
自律神経の場合は、この作用によって内臓の働きを活発にします。また神経麻痺の場合は運動神経や知覚神経に働いて治療効果を高めます。
・自律神経
太陽光線は全身の血液の流れをよくし脳充血をとり自律神経を調節して精神を鎮静化し、心地よい安眠をもたらします。
ウツ病、痴呆症、不眠症などの治療と予防
りんごの木では、高血圧・しつこい咳・頭痛・歯痛・蓄膿症・打撲などの方が多く、効果が得られて喜ばれています。